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 スプーンをベースにした形の次は、フォークをベースにした形を詰めていく。でも新たに試作する前にやる事がある。そう、ひたすら試してみるのです。箸を使った方がよいようなものであってもとりあえず試す。実際使ってみるとどうなのか、やっぱり使ってみなきゃわからない。もちろん始めはパスタを食べた。イメージ通りソースや具はすくいやすかったが、麺を絡めとる感じがイメージしていたのとちょっと違った。絡め取った後に口に運んで食べるまではイメージに近かったからよかったけど…刃先の調整が必要そうだ。あぁくやしい。そのあと何度もパスタを食べ改良点は洗い出せた。ちなみに他にもいろんな料理で試して案外相性のよい料理もあった。それはまた改めて紹介するとして、そろそろ試作に進もうと思う。

前回の試作で柄の部分の厚みやボリューム感等は確認し、薄くなっていく部分なんかの調整も出来たし、全体のフォルムもイメージは固まった。今回は柄の部分と先の部分をバラバラに作って溶接する方法で作ってみようと思う。予め用意しておいた、真鍮の角棒をローラーで延ばし希望の厚みに伸ばし柄部分の形を整える。1.5mmの板材から、フォークをベースにした形を糸鋸で切り出し、用意しておいた木型にセットして木槌で叩きながらカーブ具合を整える。形が大体整ったらフォークの溝を糸鋸で切り出していく。ある程度部品が完成したら各部品を溶接し、溶接痕や厚み部分をすり合わせて形を整え、全体のディテイルを詰めていく。今回はフォーク部分の歯の間や長さなど、試食して気になった点を特に意識した。仕上げは前回と同じ、いい感じに仕上がりそうだ。出来上がったら早速食べて検証だ…つづく。

PROOF OF GUILD/竹内 稔

スプーンをベースにした形、フォークをベースにした形、言葉では伝わりにくかったと思いますが、下の写真2枚を見て頂けたら、何をしたかったのかはわかってもらえる気がします。ぜひ見比べてみてください。

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