説明
SUI by PROOF OF GUILDのSHOP什器として活躍しているアクセサリースタンド。使い方やアイデア次第で様々な使い方が出来るのではないかと、可能性を探っております。メインのパーツとなっているのは、色々と仕事をご一緒させて頂いている [ SCOPE | スコープ ]さんと協業で開発した「 真鍮ネジ式フック 」。店舗内の什器や照明、至るところに試作、実験的に作ったものが設置してあり、日々使って新しいアイデアを模索しておりますが、その一つがこのアイテムなのです。そして、開発の際にカットした石板がまだ数枚残っていたので、プロトタイプとして数点改めて製作してみました。
まずは、土台に使用している石材の事から。黒い石を探して求めて、いろんな方面から石材の事を調べていったのですが、関市の関ヶ原石材さんの取り扱っている、イタリア|アントリーニ社の石板に辿り着いた。ショールームに伺わせて頂いた時に出会ったのがこの石板。その雰囲気や存在感、同じ模様のない一点もの。石の性質ともに気に入り勢いで仕入れる事にしたのがこの土台なのです。
石板の名前は [ スペクトロライトブルー ] どういう意図でその名前になったのかはわかりませんでしたが、フィンランドのユレマー産で取れるラブラドライトにのみ許される名称 [スペクトロライト] の色味が由来しているのではないか、なんて事を想像してしまいました。ジュエリーの仕事をしている人なら知っている人も多い石だと思いますが、その名前に関連しているかも、なんて思ったらよりこの石を使いたいと思ってしまった。光の反射で時折見せるブルーがなんとも綺麗なのです。
仕組みは簡単、石板に取り付けられている真鍮パーツに、ネジ山のある真鍮棒をぐるぐると回して取り付ける。横穴が空けてある真鍮棒の上部パーツを緩めて六角柱の真鍮棒を穴に通す。好きな位置にスライドさせて上部パーツを締め直せば完成といった感じです。
注意点としては、「六角柱の棒はあまり端で固定するのは避けて頂きたい」という事と、「横穴のある真鍮棒に六角柱の横棒を通した時、横棒が石板に対してある程度平行になるように、真鍮パーツの向きを固定してあるので、取り付け後に横棒を無理に回さないでほしい」といった事くらい。横棒を左右にスライドさせた位置関係で雰囲気も結構変わるので、独自の使用方法を考案したりして、楽しんで使って頂けたら、なんて思っています。
石の下面にはフェルトを貼っているので、置いた面を傷つけない仕様になっています。重いので落としたりするのだけはご注意くださいね。
ちょっとしたものを置いておいたり、掛けておいたり、デスクで使ったりキッチンやテーブルで使ったり、はたまたベッドサイドに置いてみたり、使っていただく方が、どんな場所でどんな風に使っていただけるのかとっても興味があります。これだ!っていう使い方が見つかったら今後も作るかもしれません。もし我こそはという方がいらっしゃったらぜひご検討頂けたら嬉しいです。単なる飾る為の道具としてではなく、ちゃんとインテリアとして成立するようしっかりした素材で組み上げてあります。道具が室内装飾となるそんな提案となっていたら幸いです。
文/竹内 稔
Design | デザイン | PROOF OF GUILD |
Name | 名称 | Display Tools .01 |
Material | 素材 | SPECTROLITE BLUE | 御影石 Brass | 真鍮(金具部分) |
Dimensions | 寸法 | w300 × h20 x d150mm (ベース部) Φ25mm (上部金具) x Φ11mm x h295mm (真鍮棒) 六角柱の棒 長さ450mm |
Weight | 重さ | 約2.7kg |
Country of Origin | 製造国 | 日本 |
Memo | 備考 |
- Price | 価格
- ¥36,300 (税込)
在庫切れ