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“Drawstring Sac|良い紐を使ったナップサック”

Drawstring Sac
Drawstring Sac|肩への当たりが程よいです

ナップサックは良い。普段から愛用している人はそのことに気づいている。それは

・軽いこと
・かさばらないこと

普段使いのかばんを選ぶとき、ルックスや容量とはべつの気になること。ひとつめの「軽いこと」で背負い疲れが起きにくい(なお、Drawstring Sacは410g)、ふたつめの「かさばらないこと」で衣服の様に身につけている感覚で取り回しやすく、肩に軽くかけたり、リュックの様に背負ったりして、着こなすように愉しめます。小さく畳んで収納場所を選ばないから、旅のサブバッグとして持ち出せる気軽さも。

Drawstring Sac|正面ポケットの内側にはZipで閉じられる収納も


ただ、そんなナップサックにもこんな弱点が囁かれます。

・紐が肩や手に食い込む
・紐の強度が心もとない

…どちらも、せっかくの「気軽さ」を打ち消してしまいそうなくらいの問題かもしれません。

ちょっと頼りないナップサックの紐を変えれば、死角のない新しいナップサックができあがるかもしれない。そんなことを考えていた時、良い紐との出会いがありました。それはロッククライミングやレスキューに使われる本格的なナイロンロープ。手にした時、表面の質感や弾力、しなり具合が美しいと感じました。Drawstring Sacの発表当時(2016年)では本格登山者向けのアウトドアショップやロープ専門店くらいでしか見かけないものでしたが、近年、カメラやスマートフォンのショルダーストラップとして見かけるようになり、使い心地や安心感は想像していただけるかもしれません。当然バッグ専用ではないロープだったので、専用のオリジナル金具を作ることで製品としてうまく収めることができました。

Drawstring Sac|ロープワークの定番、もやい結び(Bowline Knot)

良い紐との出会いで出来上がったPROOF OF GUILDのナップサック〈ドローストリングサック〉、よろしくお願いします。