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説明

岩石を土台に成長した結晶がむき出しになった様子がすごく綺麗だと思った。そんな様子をジュエリーに落とし込む事は出来ないだろうか。そんなアイデアから作り始めたのがこの[MINED-STONE JEWELRY]採掘して出てきた結晶をイメージして名付けました。

Rutile Quartz / ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ

今回使用した石は「ルチルクォーツ」という結晶をカットしたもの。「クォーツ」は聞きなれない方でも和名の「水晶」と聞けば多くの方に身近に感じてもらえるのではないだろうか。水晶が成長していく過程を調べると、1mm成長するのに100年とかそれ以上とか、様々な記事があるけれど、途方もない時間をかけて結晶化した事は間違いない。その何万年何十万年という月日の中で、様々な鉱物が水晶の中に混入する事があるのですが、今回使用した水晶に混入した「ルチル/rutile」 とは一体なにかというと、二酸化チタン(TiO2)の結晶の1つで、名前はラテン語の「rutilus」(金紅色)に由来し、金紅石(きんこうせき)とも呼ばれる鉱物だそうです。ちなみにルチルクォーツの和名は、「針水晶」と言います。このルースも山梨の宝石専門の研磨を行う職人さんにお願いしました。決まった形は決めずに、水晶の結晶の形をなんとなく感じるような、ランダムなカットでお願いしています。

Rutile Quartz / ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ
Mined-Stone Ring | Rutile Quartz | ルチルクォーツ

鉱物が混入したルースは、なんとも言えない魅力があるもんだなぁとつくづく思います。かれこれこの仕事を始めて20年以上経ちますが、どれひとつとっても同じものがないものだから、もう出会えないかも、なんて思うと、ついつい手に取ってしまう。そんな結晶をカットしてもらい、石のイメージに合わせて指輪を作っています。形や素材の都合上、サイズ直しをお受け出来ない為、限られた方へのご提案になってしまいますが、そんな要素も特徴の一つと言えるのではないか、なんて思っています。名古屋のショップで実物を見て頂けますので、ご興味ありましたらぜひお店にも足を運んで頂けたら嬉しいです。

文/竹内 稔

Design | デザインPROOF OF GUILD
Name | 名称Mined-Stone Ring Rutile Quartz
Material | 素材ルチルクォーツ/針水晶
Silver925
Dimensions | 寸法トップ h9.6 w20 d9 mm
リング幅 3.2 – 5.3 mm
Ring size | 指輪のサイズ12号
Country of Origin | 製造国日本
Memo | 備考サイズ直し不可

Price | 価格
¥66,000 (税込)

在庫切れ